前回のブログ記事(→こちら) で、『いつも幸せを感じられる子に育てる方法』について、
私の考えや実際に自分が指導している目的を書いたところ、
アメブロ等で多数の共感の声をいただき感謝します。
親子と未来を創る塾『創』 塾長の田中章友です。
進学塾や経営コンサル会社での安定を捨てて、
私がわざわざ個人塾を起業したのは、
今の大半の公教育や受験突破を目的とした進学塾の画一的教育の結果が、
現代の『ビジネスパーソン力』を創りだしているのだとすれば、
それはやはり変えていきたい と強く思ったからだ。
進学塾での子どもの指導と、経営コンサルとして多くの経営者と接し、
社会人教育や管理者教育を両方本気で実践してきた私だからこそ、
高学歴 ≠ 生きる力、ビジネスパーソン力
高年収 ≠ 幸せ
・・・と 必ずしも結びつきはしないことを実感できている。
(何かに勉めた人間は心が強くなるので、=になる可能性は高くなるのは事実だが)
これは自分の使命なのだと思う。
私が子ども達をお預かりする際には、
子どもの素晴らしいところ
子どもにどんな人生を送ってもらいたいか?
どんな心や力を育てたいか?
などを『入塾申込み書』に書いていただいている。
先日お預かりしたお子様の入塾申込み書の上記の欄には、
こう書かれていた。
『 (略)・・・いざという時は妹を助ける頼もしい兄です。・・・
生まれてきて良かった、幸せだなぁ と思える人生を送ってほしいです。
色々なこと(あたりまえのこと)に感謝する心を育てたいです。・・・(略)・・・ 』
私は迷わず、授業中に子ども達の半年間の目標設定をする際に、
その子のご両親が書いていただいた その想いを読み上げた。
その子は 本当に嬉しそうに、
涙を浮かべていましたよ。
あぁ、 さすが。
この親にして この子 ありだなぁ・・・ と幸せな気持ちにさせていただいた。
誰かとの比較でなく、我が子の(ただただ)幸せだけに 親が純粋に目を向けた時、
子どもは 心から安心して、 心を震わせる。
(※知っていることと やっていることは異なります)
その安心と期待を胸に抱いた子どもだから、自分の目標を設定できる。
親は多忙だし、子どもが成長すればするほど、
照れくさくて あたりまえすぎて、愛情を言葉にするのが困難になる。
子ども側も 同じこと。
だから、
ご両親に大切な我が子を、大切な時期に信じて預けてくださった
感謝の気持ちを込めて、
お互いの愛情を通わせるお手伝いがしたいんだ。
親の愛情を知る。
子どもの素晴らしさを知る。
親子にとって、それ以上の学び・教育があるだろうか?
成績や受験という「わかりやすい」教育結果を選択するのか、
親子の繋がりや 今ここの心を大切にするのか。
私は、その選択の結果、今の指導方針を掲げている。
誤解しないでもらいたい。
私は進学塾を否定してはいない。 熱心で素晴らしい先生がたくさんいらっしゃる。
進学塾・大手塾一辺倒の選択肢しかない状況に、ただ「待った」をかけているのだ。
実際、私の愛する一人息子は、去年(中2)の夏から今も進学塾に通わせている。
彼にはそのタイミングで進学塾に行くのがベストだと 親子が考えたからだ。
彼の持って生まれた性分、現在の気持ち・習慣・学力、志望校等を
プロとして親として両方の目線から見た結果、最適だと判断した。
いろんな子がいる。 いろんなタイミングがある。
必要な時に、必要な人と出逢うもの。
さて、あなたは 我が子や大切な子ども達の
どんな心を育てたいだろうか?
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