3年ぶりに学校復帰した僕の自慢の生徒について、
これまで2回に亘って、ブログを投稿してきた。
その最終回、僕がしたことについて、ご紹介しようと思う。

僕が集中したことはただ一つ。
この子の『自己肯定感』を高めること

これは、この生徒に限らず、
親子と未来を創る塾『創』の一番の目的だ。

そのためには、まずは僕ら大人が、

「こうでなくちゃならない」
「こうに違いない」
「こういう時には、●●すべき」
・・・という自分勝手な先入観や机上の知識を捨てることが必要だ。

様々学んだ上で、
現場では、すべてを捨て去ること。

この子の心の声を聴くことに、全神経を集中
超能力者ではないんだから、そこから僕が感じたことを、
ちゃんと言葉で本人に質問・確認することを怠らない。

その結果、筆記具を使わない勉強にしようと決めた。
「自己肯定感」を高めることに集中、
自分の興味関心を解放させてあげ、
一緒に楽しみ一緒に喜ぶ授業。

学校や進学塾での一斉授業とは全く異なり、
学年の縛りなど無関係、テストのための学びでは無く、
とにかく脳と心が成長するための学びにこだわる。

心が負に傾斜しているこの状態時には、
いわゆる「コーチング」技法だけでは改善しにくい

自分で先を考えさせようとすることは、
先を考えるのが恐怖となる時期においては、
逆に自己肯定感を更に削いでしまうリスクが大きいからだ。
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この時期には大切なのは、
カウンセリング +『今できることの確認』

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一度 他人を比べて『できない』と思い込んで脳に刷り込まれると、
時間が経過するにつれて、できていたことまでが、
できないんじゃないか・・・と目のあたりにすることが恐怖に変わる。

そんな状態の時は、
遊びながら、できたことを、「これも学び」「これも才能」であることを、ちゃんと伝えてあげること。

そして無理なく、
実は学校になんて行かなくても、
知っている知識、学力はあるんだということに気づかせる。

つまり、
自分の凄さに気づくことと、
学校がすべてでは無いことに 気づくこと。

相反するように感じるかもしれないけれど、
実は、それが学校に復帰するための、最初の一歩なんだと、
僕は考えている。

大切なのは、その子の心と可能性を感じること
私が『算命学』を学んだのは、その子の本来持っている可能性と強みを、僕と親御さんが信じるためだ。

周囲の大人が、まずはその子を信じること。
過去や今・未来にどんな壁や困難があろうと、この子は自分の個性で、それを力に変える子であると、信じぬくことだ。

(僕はそれを自分の眼で信じぬくために、もう数年も前に、算命学を無料で100人に鑑定しながら現場で勉強させていただいた。)
以下、この子が塾に来てから、
僕が記録していたこの子の成長過程の一部を、ご紹介しようと思う。

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この塾に来るまでは、書くことがしんどい、というよりも恐怖と思えるくらい拒否していたらしい。
この数年間、一切筆記具から遠ざかっていたとのこと。
長らく日本語を書くことから遠ざかっていたため、カタカナはもちろん、ひらがなも少し忘れている状態であることを知った。
しかし、そんなことは全く問題無い。
この子がすぐに乗り越えることを、僕は知っているから。

今日の授業でがんばった事や嬉しかったことを文字にして、楽しく授業日記をつけることを提案。
素直に喜びながら取り組んでくれる。

 

この数行の日記を、お母さんが喜んでくれているのが分かる。
この子が毎回、嬉しそうに自分から書いているからだ。

  

2~3回の授業を終えた時に、

小1の漢字からやり直したい、家で頑張ってくる と自ら宿題をやる決意をした。
僕が主催している創遊S(ソユーズ)や、森の中の情熱学校にも親子で参加。
嫌がっていたお風呂に毎日入るようになったらしい。
外に出て、友達だけでおもいっきり遊ぶようになったらしい。

 

この塾でバランスボールに取り組み(我ながら変な塾だ…笑)、
運動能力についても自信を回復。

学校給食にだけ行ける日が出てくる。

友達との外遊び、親と離れての1泊野外活動にも参加!

文字をかけなかった子が、塾で学んだ四字熟語をふんだんに使った物語文を書けるように!! ものすごい感性、才能だ!!!

 

生まれて初めての継続した家庭学習。
脳トレパズル教材でイスに座って鉛筆を持つ習慣が! 
喜んで鉛筆がとまらない!
自分から自分のための課題をするようになる。

苦手な九九に取り組み、トイレにも勉強シートを貼って勉強し始める。

 

塾においてある偉人マンガをどんどん読むようになり、
一気に読書・活字に目覚め、図書館が好きになる。

 

学校の授業に、朝一から参加できる日が 出はじめる

本人の希望により、塾の授業を週2回へ増加。ますます授業での勉強と家庭学習を積極的にするようになる。

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以上、 ここまで、入塾からわずか半年程のことだった。

この子と初めて会った時、
この心の純粋さがあるのだから、気持ちさえ向けば、
なんだって乗り越えられるはず  と直感した。

しかし、実際は、
僕の予想をはるかに超える
ものすごい成長をしている自慢の生徒。

このブログの草案を書いている今も、
お母さんから この子の学校の授業参観での、
素晴らしい頑張りや感動の報告をいただいた。

この子の頑張りを書いたらっしゃるけれど、

その文面の行間からは、

このお母さんが我が子を信じ、
くじけそうになりながらも、ぐっとこらえて、
口を挟まずに指示せずに、我が子が自分で決断して行動するのを、信じて待ってらっしゃる姿が、伝わってくるものだった。

その素晴らしい実践に、今日も頭が下がる。