本来、子どもは学ぶことが好きである。
やる気は、皆 すべからく持っている。
ただ、やった際の周囲の反応に対して、人間は過敏になるため、
(まだ精神が発達途中の幼児期の子であればなおさら)
持っている「やる気」「好奇心」「行動」を抑制することを常態化していることが多いものだ。
どんなに素晴らしい能力(可能性)を持った子でも、最も能力(脳力)を高められる幼少期に発揮できる “場” を逸すれば、
勉強はもちろん、あらゆることに対する自信や可能性が極小化することは、想像に易しいだろう。
勉強を強いることでも、やる気に火をつけることでもなく、
私はただ、
その子の『本来の力に光をあてる』ことを大切にしている
本来持っている子ども達の個性を、再び引き出す というイメージに近い。
受験のための勉強や、現在の学年にこだわらず、
その子の力が発揮できるフィールドを見つけてあげたい。
それはスポーツかもしれない。 大自然の里山や畑かもしれない。
競争やパズルかもしれないし、左脳的暗記かも右脳的視野かもしれない。
対話や発表、友達の話にじっと耳を傾けることかもしれない。
だからこそ私は、
従来塾の常識を破った様々なフィールドを用意し、
子ども達の力を引き出している
ただ、
私は一人の親として、
その子の「勉強」に関しても、絶対にあきらめたくはない。 絶対にだ。
「勉強」というのは文字通り、 「勉」めることで、自分が「強」くなる。
そんな心が強くなれる貴重な機会(可能性)を、奪ってあげたくはないのだ。
私が本気で接して、これまで伸びなかった生徒やクラスは 無い。
進学塾で幹部をしていた際、担当するクラスすべてを学年一位のクラス平均に一気に引き上げ、校長として赴任するすべての校舎をV字復活させてきた。
そしてそのすべてのスタートは、生徒一人ひとりと本気で向き合うことから始まった。経営コンサルとして、企業の社風を一気に改善する際も同様だ。
現場で子ども達や社員さんを指導していて、私は気づいた
彼らは決して、一教科を上手に教わることや、5点や10点成績を上げることを待っているのでは無いのだ。
何を待っているのか?
「自分を変えたい」「変わりたい」「一生懸命に打ち込みたい」・・・と、
潜在意識では彼らは渇望しているんだ。
「人間は何を学ぶかよりも、誰に出逢うかによって人生が変わる」と、よく言われる。
私は出逢った生徒とそのご家族を、常にその気持ちで一期一会で接している。
だからこそ、
自分の価値観に閉じこもらず、500社以上の企業(経営者)と密に関わり、
数千人の親子や社員の個別カウンセリングをしてきた。
世の中には様々な既製品が溢れかえっている
溢れかえった既製品で、私たちは多くのモノを、自分の手で奪ってきた。
自分で考え創りだす機会を奪い、忍耐力を奪い、主体性を奪い、
リアルなコミュニケーションを奪ってきた。
視野と価値観を狭めさせる
文明の利器や損得・効率主義に、
振り回されない人間でありたい
環境は自分で選べるのだ。
利益効率のために多人数を集め、長時間深夜まで教材(作業)を与え続ける
数十年前の 「進学塾一択の常識」から、
そろそろ私たち大人は卒業する時期が来ているのではないだろうか。
誤解の無いように言うと、
私は受験のための多人数一斉指導塾を否定はしていない。
その子の個性や現状、そして目指す姿によって、選択肢を柔軟にしよう!
ということである。
公教育(学校)=普通という過去の常識から、
オルタナティブ・スクールをあえて選ぶご家庭が増えてきた。
大人が決めた画一的教育レールに載せる方が
分かりやすくて結果も見えやすい中で、
その逆を選ばれるご両親は、本当に我が子への愛情を持ち、
ブレない教育方針を持っている方だと尊敬する。
大人が過去の常識に囚われず、我が子の本来の個性を見つめる中で、
子どもの未来に何を残すかを冷静に考えることが、未来を創る一歩である
と 私は確信している。
あなたは我が子に、どういう人間になってほしいだろう?
あなたは我が子が、どんな心に育ってほしいだろう?
新しい命が目の前に誕生してくれたその時、我が子に何を願っただろう?
その想い・願いに、同じ親として応えるため、
私はこの塾を立ち上げた。
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~ 自己肯定感を高め、習慣と学力を向上させる 奈良の塾 ~
親子と未来を創る塾 『創』
塾長(代表) 田中章友