進学塾で子ども達のやる気に火をつけ、
誰よりも成績を伸ばしてきた。
経営コンサルファームでは社員のやる気に火をつけ、
社風や業績を改善してきた。
それらを辞め、その立場や年収・安定を捨ててまで、
僕がやりたいことは 何か?
「子ども達」と その将来の姿である「社会人」の
そのどちらもの教育に関わってきた僕だからこそ、
見えることが ある。
それは、
現代の子どもを取り巻く 『教育環境の弊害と限界』
学校や教師が 悪いわけじゃない。
進学塾が 悪いわけじゃない。
親が 悪いわけじゃない。
皆が気づいていることだけど、
現代日本は既に、 子どもが健やかに暮らすには、
あまりにも欲望が満たされ過ぎている。
「完成品」を与えられすぎている。
「ひとつの答」を与えすぎている。 急がせすぎている。
「思考停止器具(=携帯ゲーム機、TV、ビデオDVD、スマホ等)」を与えられすぎている。
戦後の日本は、
高度経済成長の中で、従順に受動的に雇われる作業員としての一般人を多く育てるため、
「教育の画一化」とそのストレスから解放させるための「娯楽」を与えられた。
だけど・・・
そんなマクロなことを「批判」したところで、
我が子や大切な子ども達は、決して一朝一夕では幸せになれない。
与えられすぎている現代の中で諦めることなく、
まずは僕ら親が、
我が子に与え過ぎないことを 考えませんか?
例えば・・・
●長時間せざるを得ない「教材」を与えるよりも、
「その子にあった」「脳科学に沿った」効果的な「勉強方法」とその「目的」を考えさせる。
●「受動的」に単純作業するだけの娯楽ではなく、
「主体的に」ワクワクと研究する遊びを、子どもが見つけだす環境を考える。
●TVや携帯ゲームに子育てを預けずに、
「頭を使うこと」や「想像すること」の楽しさを 日常生活で教える。
僕が子育てやご指導で意識していることは これだけ。
①これを本気で考えれば、自ずと「教育方針(生き方の方針)」が決まってくる。
⇓⇓⇓
②教育方針(生き方の方針)が決まれば、「親の習慣」が変わる。
⇓⇓⇓
③親の習慣が変われば、「子どもの習慣」が変わる。
子どもの学力が大きく変わるのは、
習慣が変わった時だ。
だから、僕は、
『親子の習慣を変え』、生涯伸び続ける子どもを育てる
そう決断したんだ。
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